一般的に考えて適度なストレスは、メリハリの効いた生活に必要であると言われています。
しかし過度な負担が加わっているケースは別といえるでしょう。
介護施設次第では利用者の終末期と常に隣合わせです。
利用者が亡くなられた話を聞けば、お世話している利用者の身体の具合が非常に気になってしまうことが増えてきます。
夜勤の時には恐怖が先立って休息がとれなくなることもあるでしょう。
さらに、介護職員や利用者の相性が悪い場合もあり、懸命に介護しても嫌がられることも時にはあります。
さらに、家事労働にも得手、不得手が存在するのと同じで、介護職員の仕事に不得手なものがあるとフラストレーションがたまってしまうこともあります。
一例として、肌が弱い人が長時間の入浴介護を続けていくと、手の調子が悪くなってしまうといったことなどもフラストレーションになる可能性があるということです。
介護の仕事とは、自分自身の生活がギリギリであればそれだけでストレスになるのです。
基本にある初任給が悪くても定期昇給であるとか資格手当が存在すれば望みは持てますが、雇用される条件によってほとんど期待することが出来ない勤務場所もあるでしょう。
こうした時、自分に介護の仕事は合わないのだろうか、あるいは実力が不足しているのだろうかと悩み続け、自分を責めてしまう時もあります。
また、仕事に悩んでいるのは自分だけではありません。
こうした悩みを同僚へ気軽に相談することが難しいと感じる人は〔介護職のお悩み相談Q&A〕というサイトを紹介しますので、悩み解決の助けにしてみましょう。